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いもづる日記

新選組の旅・東京編

唐突ですが、幕末ファンです。
2010年は全国的に龍馬の年ですが、あえて新選組を。
今回お江戸に行く機会があったので、ゆかりの地を2、3巡ってみました。

まずは新選組の源流とも言える「試衛館(しえいかん)」跡地へ。京に上る前の新選組の面々が、ここで剣の腕を磨いていたのだなー、としみじみ。とは言え、場所については諸説あるらしく、数年前に新宿区市谷甲良町のこの場所ということに決定したのだとか。

標柱が建っているのは、地下鉄大江戸線「牛込柳町」駅から徒歩数分のばりばりの住宅街の中。駐車場とアパートに囲まれた周辺には、他に同好の士らしき人もおらず、とうてい長居はできませぬ。不審に思われない程度に写真を撮って立ち去りました。



駐車場とアパートの間にひっそり建つ標柱 こんなところに長時間いたら怪しまれますって


お次は新選組副長・土方歳三の生まれ故郷・東京都日野市へ。「燃えよ剣」で新選組と出会ったワタクシが、近藤勇の故郷・調布をすっとばして日野へ直行したのは誰にも責められまい。
まず、多摩モノレール「万願寺」駅で下車して「土方歳三資料館」へ。この資料館は、土方の生家跡に建てられていて、1990年に建て替えるまでは当時のままの家だったのだとか。

現在は、歳三の兄の子孫にあたる方のお宅。その一部を開放しているので、開館は月に2回・午後のみ。それでもファンにとってはとてもありがたい存在で、当日もたくさんの人が訪れていました。維持・運営するのは本当に大変だと思いますが、ぜひぜひ続けていただきたいものです。
館内は展示物保護のため写真撮影禁止ですが、直筆の句集や、池田屋事件の時に着ていたかも、という鎖帷子などなど、じっくりしみじみ拝見させていただきました。



資料館前にはナントお土産物やさんも店びらき う〜ん、この胸像はちょっとイメージが...



土方みずからが植えた矢竹なのだそうだ 生家の柱が梁に。ちゃんと触ってきましたよ


そして、資料館から徒歩数分の「石田寺(せきでんじ)」へ。ここには土方家のお墓が。もちろん土方は函館で亡くなり遺体の埋葬場所は不明なので、ここは“拝み墓”というワケですが、そこは大丈夫、日本人には魂というものがあるから〜。今でも墓前にはお花が絶えません。

当日お寺では大きな法要が行われていて人がいっぱい。どうしたものかとうろうろしていたら、日野マダムがカメラを持ったワタクシを見て「歳三さんのお墓はあちらですよ」と教えてくれました。歳三さん!地元の方は親しみを込めてそう呼ぶんだーと感心していたら、この辺りには土方姓が圧倒的に多い。お寺も“土方家の墓”だらけ。くだんのマダムも土方さんだったのかもしれません。



土方家のお墓がある石田寺 墓前には今も花が絶えない


お土産に「土方歳三資料館」オリジナル“歳三キューピー”を購入。お腰のものは、もちろん土方の愛刀・和泉守兼定。

鬼の副長も平成の世でキューピーちゃんになろうとは想像もしていなかったであろう。絵はがきのお顔も少しとまどっているような。

日野市には他にも、井上源三郎資料館とか佐藤彦五郎新選組資料館とか行きたいところがいっぱい。東京全体だったらもっとゆかりの地もあるのだけれど...。

仕方ない、時間の限られた旅の空。
今回はこれにて。
[三]2010.11



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