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いもづる日記

夏の名残の京都詣で

京都は誘惑の街ですな。
ぼーっと歩いているだけだと、演出された京都にしか出逢えてない気がしてしまうのが困りもの。名物=広告代理店の戦略次第じゃん、とかさ。それでも、尚、そんな煩悩をものともしない事柄がそこここに存在しているのも京都。何もなくったって、何かありそうでしょ?と誘いをかける多くの都市と違うのは、あれもこれも有りすぎることなのかも。古いもんも、新しめのもんも、めんめん脈々と鎮座ましましてますもんね。


緑寿庵清水
有名な金平糖屋さん。店内は大変な賑わい。しかし、さすが関西。人垣をものともせずにしとやかな店員さんが試食用の金平糖を持ち回ってくらはるのどした。にわか京都弁。

一保堂茶舗
こちらも観光地状態。超繁盛。これでもかと古いお道具がそこここにあり、マーケティング戦略だったとしてもここでしか見れんらぁと思わず三河弁で感心したわね。


夕暮れの瓢亭と平べったい月見だんご
やっぱ一度は食べてみたい瓢亭卵かな。なんてね。ミーハーすぎて照れますが、一見さんおことわりのお店も多い京都。それなのに老舗ならではの丁寧さで予約を受け付けてくれて、感激だったなぁ。お庭を見ながら風情たっぷりの建物にいるだけでも夢みたいなのに(古い建物の息づかいを感じるのが好きなので)、料理もいただけるなんてもったいないほど幸せなひとときでございました。しかし、懐石料理を侮ってはいけませんね、食べきれずにご飯を残してしまい無念至極。おにぎりでいいからテイクアウトしたいとはやっぱ言えないよね。つって、その後の水菓子、主菓子、お抹茶はしっかりいただく。主菓子に至っては連れの分まで食したんですけどね。満足満腹。


南禅寺・大寧軒と関守石
2011年夏の特別拝観コースの内のひとつ。京都「藪内流」家元さんが持っていらっさったお庭が南禅寺に払い下げられたんだそうです。大日山を借景にした静かなお庭。庭内には紅葉(もみじ)が多いので、紅葉の季節はみものじゃないかなぁとうっすら思ってたら、解説の方も言ってましたね。みものなんだけど、9月末で締めてしまうから残念でしたって。まぁその内に秋の特別拝観に登場するんじゃないでしょうか。結構な人手だったからね。庭内には行ってはいけない箇所がアチコチにあって、関守石がさりげに置いてありました。おお、本当にこんな風に使うんだ、侘び寂びどすなぁ。


南禅寺・金地院の東照宮
まぁあんまり吾を忘れたりしないんですが、ここはべっくりでしたね。誰もいなかったし、思う存分ぼーぜんとしてしまいました。こんなに古いまま残ってるんだ。しかも、見物させてくれちゃうんだ。もうね、つつけば灰になって崩れてしまいそうなんですよ。振り返ったら消えてしまってるんじゃないかと立ち去りがたかったわね。補修されると日光みたいに絢爛豪華な東照宮になってしまいそうでしょ。今の内に出逢えたことに、手を合わせて感謝しましたとも!!


これも東照宮
感動しすぎて見とれてます。この後小堀遠州作の有名な鶴亀の庭とか、あったんですが、広い枯山水だったなぁとさっくり、あっさり。法事をやってたりお墓参りの人もいたりで、重要文化財といえども檀家さんがいるんだよ。さすが京都、贅沢も世界規模なり〜!

南禅寺・水路閣
何度も京都へ行ってるんだけど、何故かその度に南禅寺観光してしまうあたし。前世になにかあった?実は連休。うじゃうじゃ人がいるので、上でも狙わないと「はいポーズ」ってのが入りまくってしまうのだった。桜も雪もこの地で味わっているから、次は紅葉だ!!




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